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債務整理を代行できる人とは-国家資格との関係

だれでも債務整理を行えるのか 

だれでも借金をする時には、返済ができると考えて借金をするはずです。

しかし、国家レベルの経済状態や個人的な経済状態によって、思っていたように返済が進まないということもあります。

実際、不況や会社の業績の悪化ゆえに給料が減らされ、借金の返済が滞ってしまったために債務整理をする方は年々増えてきています。

そんな借金返済に苦しんでいる方は、わらにもすがる気持ちで、援助を申し出る全ての人に頼ってしまうかもしれません。

 

「示談屋」「整理屋」と言われる人たちがいる事はご存知かもしれません。

こうした人たちは、闇金や違法な年利を設定しているような業社から借金をしてしまったために苦しんでいる方が利用することでも知られていています。

このような人を頼る結果はどのようなものでしょうか?

基本的に借金の整理を行なうことはできず、借金のある生活を変化させることはできず、逆に法外なアドバイス料などを請求されるケースがほとんどです。

確かに、良心的に対応をしてくれるようなところが無いというわけではありませんが、大方は前述したような結果になってしまうものです。

ですから、こうした人に相談することは絶対にやめましょう。

 

しかし、近年こうした整理屋として知られていた人たちも巧妙になってきており、もっともらしい専門家のような名前を使用してきています。

「ローンアドバイザー」「クレジットカウンセラー」といった名前です。

横文字を並べられると信じてしまう日本人の傾向を巧みに利用している名前です。

では、そもそもこうした人に債務整理が本当にできるのでしょうか?

 

債務整理には国家資格が必要

 債務整理とは、基本的に法律的な処理の方法だと思ってください。

法律に関係していることを素人やなんの資格もない人が代理人として行えるでしょうか?

例えば、医師免許のない人は勝手に手術を行なうことができますか?

仮に無理に実行に移したとしたら、どのような結果になってしまうのか、想像するのは難しくはないでしょう。

債務整理もこれと同じであり、まず資格の無い人には代理として債務整理をすることは法律で許されていませんし、それを行なう権利もありません。

 

債務整理をする際には、借金をする人つまり債務者の代行として債権者と交渉すること、裁判所にいって債務整理をすることが求められます。

つまり、法的に弁護士や認定司法書士しか行えないということです。

認定司法書士とは、「裁判所によって特別に許可を出されて」弁護士のサポートとして特定の債務整理を行なうことができるようになった司法書士のことです。

ですから債務整理の知識が仮にある場合であっても国家資格がないのであれば、裁判所でいかなる処理をすることも決してできません。

ですから、ローンアドバイザーと名乗っているような人のできることとしては、債務整理の方法を提案したりすることくらいです。

このアドバイスに関しても法律が関係していますので、詳細な助言に関してはすぐに違法行為ということになるケースもあります。

 

債務整理代行は専門家のみ 

前述もしましたが、全ての債務整理代行を謳っている業社が悪いというわけではありません。

しかし、大部分の業社は、自分たちに資格がないのを分かっていて相談業や代行業をしているということを忘れないようにしましょう。

こうした人たちがアドバイスできることは、自分で債務整理について調べれば理解できることで、わざわざ無資格の人に相談するようなことでもありません。

加えて無料でこうしたアドバイスを行なってくれるわけではなく、きちんと相談料も発生しますので、最初から弁護士や司法書士のところに行ってアドバイスを求めるようにしましょう。

借金の返済に困っている場合には、誰かに相談したくなるという気持ちもよく理解できます。

しかし、その相談相手を間違えてしまうと、状況は悪化する可能性が高くなりますので、必ず専門家である弁護士や司法書士に相談するようにしましょう。

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