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自分で債務整理を行なうのは可能か

自分で債務整理を行なう

過払い金請求ができるようになって、債務整理についても注目が集まってきており、インターネットには「自分で債務整理をしてしまおう」というようなコメントを見かけるようになってきました。

実際、どのように債務整理を行えるのかという事を紹介しているサイトの数も以前と比べて非常に増えています。

こうしたサイトでは、債務整理は自分でも行えるということが強調されていて、実質についてはあまり語られることがありませんので、自分でも簡単に債務整理ができると誤解を生じさせています。

 

確かに、債務整理は自分でも行なうことはできます。

しかし、可能であるということと、本当に実行できることとは大きく異なっています。

例えば、あまり勉強をしていない人でも東京大学に通うことは可能であっても、実際に試験に合格し入学できるかどうかは、全く異なる問題です。

債務整理も同じで、理論的には自分でも行なうことはできても、実際に行なうためにはたくさんのハードルが存在しています。

 

債務整理の中には、任意整理という方法がありますが、これには債権者との交渉が必要になります。

この交渉を自分で行なうことはできますが、今後どのように返済を行なっていくのか、どれくらいの借金を減額するのか、減額する根拠は何か、債権者にはどのようなメリットがあるのか、こうした事を専門知識にもとづいて業社と話し合わなければいけません。

 

そして債務整理の中の多くは、裁判所に出向き、必要な書類を揃え、尚且つ自分の力で業社との交渉を行わなければなりません。

そして裁判所が納得できるような返済計画書も準備する必要があります。

これは通常の生活を行えなくするほどの仕事量やストレスになりますので、自分の仕事や家族の責任を果たしながら行なうことは実質不可能です。

加えて、交渉の経験のなさは自分にとって不利な結果を招く原因にもなります。

こうした点を見てみても、債務整理を自分でするということには、多くのリスクやストレスが伴います。

 

債務整理の専門家に依頼するメリット 

債務整理に関する専門家とは、弁護士と認定司法書士です。

司法書士の中でも、裁判所から弁護士の補助をすることができると認定された司法書士のみが債務整理を扱えるので司法書士なら誰でも良いというわけではありません。

こうした専門家に債務整理を依頼することには大きなメリットがあります。

 

債務整理の専門家が処理を行なってくれますので、自分でなにかをする必要は基本的にありません。

債権者との交渉にも、自分は参加する必要はなく、全ての事を自分の代理人として弁護士や司法書士が行なってくれます。

ですから、受けられる最大のメリットとしては、おまかせできる「安心感」と言えるでしょう。

通常の生活を送りながら、複雑な債務に関する処理を行なっていくことができるわけです。

 

この安心は、ただ単に専門家が代理人として仕事をしてくれるというだけではありません。

借金の返済が滞っていた時に生じていた、取り立てなどにも煩わされないようになります。

専門家に依頼をした時点で、自分の窓口は弁護士や司法書士になりますので、債権者がどのような業社であったとしても直接自分の元に取り立てに来ることはできなくなります。

これは、法律によって決まっていることなので、もし違反をすれば債権者が罰せられることになります。

つまり、借金取りの取り立てから平穏な生活を取り戻すことができるわけです。

 

そして専門家が交渉をすることで、返済額も大きく減額してもらうことも可能になります。

仮に自分で交渉をして、減額を勝ち取ったとしても、プロが交渉する金額には遠く及びません。

ですから、専門家に債務整理を依頼すると報酬が発生しますが、決して損をするわけではないということを覚えておきましょう。

大切なのは、専門家に依頼することで、新しい生活をスタートするための準備に専念できるようになるということです。

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